|
長篠の戦い 1575年6月29日(新暦) Battle of Nagashino 1575 http://www.youtube.com/watch?v=bIs3ibPgosE |
下記のページからもコメントを抜粋しています。 Battle of Nagashino 1575 Takeda clashes with the Oda-Tokugawa alliance https://www.youtube.com/watch?v=ZXpCHNYoseA Battle of Nagashino 1575 (長篠の戦い) https://www.youtube.com/watch?v=N77sd_WEIug THE BATTLE OF NAGASHINO 1575 - RISING SUN SERIES - THE BATTLE THAT CHANGED JAPANESE WARFARE! https://www.youtube.com/watch?v=Y4MUZ7yK4UE 長篠の戦い 1575年 織田信長・徳川家康連合軍 約3万8千人 武田勝頼軍 約1万5千人 |
もともと、この1575年の戦いは、 どう頑張っても武田軍に勝ち目はなかった。 勝頼は何故、兵力が半分以下なのに、正面攻撃を仕掛けたのか。 戦術の常識を知らないほど、バカであったのか。 |
(上記のコメントに対して) バカでは無い筈だ。 父親の信玄の死後、武田の領地を広げているし、 それなりの知力もあった筈だ。 ただ、ひとつ言える事は、信長の戦術、戦略が、 勝頼を遥かに上回っていたという事だ。 |
日本の戦国時代では、武田が一番好きなんだ。 勝頼はその武田を滅ぼしてしまった。 信玄は許してくれないだろう。 |
この時代、多くの名家と呼ばれる家が滅亡してしまった。 鎌倉以来ずっと続いている家って、 薩摩がそうだというのは、知っているが、 あとはどこが有るんだろう。 |
この戦いは、避けるべきだったのだ。 戦うべきでなかった。 完全に陣地を構築している敵に、 半分以下の兵力で、正面攻撃をかける。 しかも、前面には鉄砲が数千丁並んでいる。 これでは、只の虐殺で、勝てる見込みは全くない。 事実、多くの武田の有力武将が戦死している。 |
信玄なら、絶対にやっていない戦いだ。 |
信長と勝頼の力量の差を、 見事に表現している戦いであったと言える。 |
オーバーキルであった鉄砲3000丁。 |
このあと、信長は武田に攻め入らずに、放置している。 武田の内部崩壊を待ったのだ。 何という巧緻な策略だろう。 勝頼では到底及ばない。 |
1582年、武田が滅亡した年に、 明智光秀の謀反によって、信長はこの世から消えてしまう。 勝頼と信長は同じ年に死んだのだ。 その差は2ヶ月程だ。 歴史の皮肉というものは、面白いがかなり残酷だ。 |
武田軍はこの日、 1万5千人の軍の内、1万2千人を失っている。 これはもう、戦いではなくて、只の虐殺だ。 |
この戦いで、有名な真田昌幸の兄が二人とも戦死している。 兄が戦死したため、昌幸が真田家を相続したのだ。 この戦いが無ければ、 昌幸は世に出ることが無かったかも知れない。 真田幸村も無名に終わったかも知れない。 |
最近では、 武田騎馬軍団は本当に強かったのか? もうひとつは、 武田騎馬軍団は本当に存在したのか? という、疑問説まで出てきている。 |
せっかく、鉄砲の存在が歴史を変えたと言われる戦いなのに、 最近では、色々な疑問が出てきている。 本当に三段撃ちはあったのか、というのが最大のものだ。 |
三段撃ちがあったかどうかは分からないが、 必要であったかどうかを考えれば、 そう必要でもなかったという事になる。 そもそも、兵力差が倍以上あるのだ。 普通に戦えば、それだけで勝利できる。 |
信玄好きの私にとっては、何とかして、 武田が勝利する方法は無かったのかと考えてしまう。 |
(上記のコメントに対して) 無い。 撤退あるのみだ。 |
武田が勝利する方法を考えてみた。 まず、ここは撤退。これは絶対条件だ。 領地に帰って、最大兵力を動員する。 こんな少ない兵力で、信長と戦う事自体が、大変な間違いなのだ。 信玄でさえ、最大兵力を動員している。 最低でも4万の兵力を動員する。武田なら可能な筈だ。 これでもう一度、徳川領に侵攻する。 信長が来る前に、徳川を叩くのが最善だが、 それが出来なくても、今度は違った結果が出るだろう。 |
武田が好きだ。 信長も嫌いじゃないが、やっぱり武田の方がロマンがある。 |
この戦いのあと、多くの武田の武将が離反して行くんだよね。 ほとんどが徳川に寝返ってしまった。 徳川は嫌いだ。 |
真田家も二つに分かれてしまうんだよね。 でも、生き残ったのは、徳川についた真田信之だ。 好き嫌いで、戦国時代は生き残れない。 でも、私も徳川は好きになれない。 |
|
|