2011年08月24日

最新映像!(一般公開)ロシア ステルス戦闘機 スホーイ T-50 PAK FA(パクファ)(コメント訳無し)


8月16日、モスクワ郊外のジューコフスキで開かれた航空見本市「MAKS2011」で一般公開されたT-50 PAK FA(パクファ)の最新映像です。

海外の反応 ロシア ステルス戦闘機
スホーイ T-50 PAK FA(パクファ)


PAK FA(パクファ)とは、Perspektivnyi Aviatsionnyi Kompleks Frontovoi Aviatsii の略称で、戦術空軍向け将来戦闘複合体を指し、ロシア空軍で旧式化しつつあるMiG-29やSu-27の代替となる戦闘機を開発するI-90計画(MFI、LFI、LFS)に変わって開発・製造される第5世代ジェット戦闘機の開発計画である。


スホーイが提出したT-50案は、正式なものか不明だが尾翼やテイルコーンを除き、ほぼF-22に酷似しているとされ、航空関係者などの討論や議論の対象となっている。公表されている完成予想図の機影は、主翼はF-22と同じく前縁に後退角、後縁に前進角を兼備する大型テーパー翼であるが、前縁後退角がはるかに大きく、デルタ翼に近いイメージになっている。

T-50の仕様に関する信頼できる情報はまだ少ないが、アメリカのF-22に対抗するために高度なステルス性と、サトゥールンAL-41ターボファンエンジン(推力14.5t程度)2基の搭載によってアフターバーナー無しでのスーパークルーズの実現を目指していると伝えられる。また、Su-47と1.44の技術を取り入れていると言われている。ノズルは推力偏向式でそれぞれ左右に+-16度、上下に+-20度ずつ可動し、高い空中機動性を発揮するともいわれる。特徴としては、全遊動式の垂直尾翼、エアインテークの前方にあるストレーキが可動するといった点が見られる。

また、ロシア空軍などの関係者によると、機体には複数の空対地ミサイル、空対艦ミサイルを搭載でき、レーダーには1500個の素子で構成され、首振り可能な構造にしたAESA(Active Electronically Scanned Array:アクティブ式電子走査アレイ)「N050」 (仮称)を組み込み、これは空中32目標同時捕捉、8目標同時交戦を可能にするとみられている。

その上多くのジェット戦闘機同様に機首にレーダーが内蔵されるだけでなく、テイルコーン内、主翼内縁部、機首側面部と主翼前縁外翼部等の複数個所にアクティブフェイズドアレイレーダーが搭載されるとみられ、これは対潜哨戒機等のような大型機はともかく戦闘機ではおそらく世界初の構造。

2010年1月29日に試作機の初飛行に成功。2010年6月にはプーチン首相がT-50を2016年に配備することを決定した。



by Wikipedia

posted by 虚空に踊らん at 16:22| ステルス戦闘機