2011年10月05日

中国海軍 観艦式(中国海軍史上初 BS 日本語)映像/動画(コメント訳無し)

中国海軍 観艦式(BS 日本語) 1

中国海軍 観艦式(BS 日本語) 2

海外の反応 海上自衛隊
(JMSDF Japan Maritime Self-Defense Force)
海外の反応 海上自衛隊「観艦式」平成21年度
(高画質フルバージョン版)
中国海軍VS米空母艦隊 中国TV番組(日本語ナレーション付)
映像/動画(コメント訳無し)

中国海軍の主力駆逐艦

瀋陽級駆逐艦 2006年より就役
2隻保有
満載排水量 7,100t
フェーズドアレイレーダー(多目標同時補足レーダー)装備
イージスシステム無し


蘭州級駆逐艦 2004年より就役
2隻保有
満載排水量 7,000t
フェーズドアレイレーダー(多目標同時補足レーダー)装備
イージスシステム無し


広州級駆逐艦 2004年より就役
2隻保有
満載排水量 6,600 t
フェーズドアレイレーダー無し
イージスシステム無し


現在の中国海軍の主力と言えるものは上記の6隻です。フェーズドアレイレーダー搭載の駆逐艦は、マスコミ等で中国版イージス艦として騒がれたことがありますが、フェーズドアレイレーダーを搭載していると言うだけで、イージス艦には程遠いものです。
フェーズドアレイレーダーを搭載している艦艇は上記の4隻のみです。
海上自衛隊を相手として考えた場合、この4隻以外、戦闘能力はほぼ無しと考えられます。
海上自衛隊と比較すると、最新鋭の艦艇で10年以上の能力の開きがあります。


ちなみに海上自衛隊では、「あさぎり」型以降の全ての艦艇にフェーズドアレイレーダーは搭載されています。

海上自衛隊 主力艦隊編成

現行の法律上、DDG(ミサイル駆逐艦)は8隻、DDH(ヘリ搭載型駆逐艦)は4隻と決められているので、残りはDD(通常駆逐艦)となっていますが、国際基準では全てミサイル駆逐艦です。また、DDHの「ひゅうが」、「いせ」は国際基準ではヘリ搭載型航空母艦、「DDH-143 しらね」、「DDH-144 くらま」は、今後、順次「22DDH」、「24DDH」に置き換えられます。DDG8隻の内、6隻はイージス艦ですが、「DDG-171 はたかぜ」、「DDG-172 しまかぜ」は旧式化してしまい、現行のDDより性能が劣ります。この2艦の代替新DDGは現在のところ未定ですが、恐らく国産の新DDGを開発するものと思われます。
下記の4個護衛艦隊に編入されているDDは通称ミニイージス艦と呼ばれている国産のイージス艦です。「イージス」は米国の登録商標なので、海上自衛隊では「システム艦」と定義しています。ミサイルの搭載数は少ないですが、イージス機能はイージス艦と遜色はありません。国際的にも最強の部類に入るミサイル駆逐艦です。

各駆逐艦の大きさは旧軍と比較すると、
こんごう型イージス艦(満載排水量 9,485t)は重巡洋艦クラス。
あたご型イージス艦(満載排水量 10,000t)は重巡洋艦クラス。
あきづき型(満載排水量 6,800t)は軽巡洋艦クラス。
たかなみ型(満載排水量 6,300t)は軽巡洋艦クラス。
むらさめ型(満載排水量 6,100t)は軽巡洋艦クラス。
あさぎり型(満載排水量 4,900t)は大型駆逐艦クラス。
です。



「護衛隊群」は旧帝国海軍の「艦隊」にあたります。各艦隊8隻編成、8個護衛隊(旧軍では戦隊)で、通称八八艦隊と呼ばれることもあります。

各護衛隊群には一隻ずつ、第5護衛隊〜第8護衛隊に弾道ミサイル迎撃用のミサイルを装備したイージス艦が配備されています。残り2隻のイージス艦にも順次装備される予定です。
北朝鮮がミサイルを発射する可能性が生じた場合、この第5護衛隊〜第8護衛隊が日本海に展開することになります。



第1護衛隊群(横須賀 旗艦 DDH-181 ひゅうが)

第1護衛隊
DDH-181 ひゅうが(ヘリ空母 FCS-3改搭載)
DDG-172 しまかぜ→後継DDG未定
DD-101 むらさめ(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-107 いかづち(むらさめ型 FCS-2搭載)

第5護衛隊
DDG-173 こんごう(イージス艦 弾道ミサイル迎撃用ミサイル装備)
DD-108 あけぼの(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-114 すずなみ(たかなみ型 FCS-2搭載)
DD-157 さわぎり→後継DD未定



第2護衛隊群(佐世保 旗艦 DDH-144 くらま)

第2護衛隊
DDH-144 くらま→ヘリ空母「24DDH」に移行。
DDG-178 あしがら(イージス艦)
DD-153 ゆうぎり→最新鋭DD「あきづき型 FCS-3改搭載」に移行。
DD-154 あまぎり→最新鋭DD「あきづき型 FCS-3改搭載」に移行。

第6護衛隊
DDG-176 ちょうかい(イージス艦 弾道ミサイル迎撃用ミサイル装備)
DD-102 はるさめ(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-110 たかなみ(たかなみ型 FCS-2搭載)
DD-111 おおなみ(たかなみ型 FCS-2搭載)



第3護衛隊群(舞鶴 旗艦 DDH-143 しらね)

第3護衛隊
DDH-143 しらね→ヘリ空母「22DDH」に移行。
DDG-177 あたご(イージス艦)
DD-112 まきなみ(たかなみ型 FCS-2搭載)
DD-156 せとぎり→最新鋭DD「あきづき型 FCS-3改搭載」に移行。

第7護衛隊
DDG-175 みょうこう(イージス艦 弾道ミサイル迎撃用ミサイル装備)
DD-103 ゆうだち(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-104 きりさめ(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-109 ありあけ(むらさめ型 FCS-2搭載)



第4護衛隊群(呉 旗艦 DDH-182 いせ)

第4護衛隊
DDH-182 いせ(ヘリ空母 FCS-3改搭載)
DDG-171 はたかぜ→後継DDG未定
DD-155 はまぎり→最新鋭DD「あきづき型 FCS-3改搭載」に移行。
DD-158 うみぎり→後継DD未定

第8護衛隊
DDG-174 きりしま(イージス艦 弾道ミサイル迎撃用ミサイル装備)
DD-105 いなづま(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-106 さみだれ(むらさめ型 FCS-2搭載)
DD-113 さざなみ(たかなみ型 FCS-2搭載)

注、「FCS」は国産イージスシステム。
DD-153〜DD-158はあさぎり型護衛艦(FCS-2搭載)、1番艦「あさぎり」は退役、練習艦に、2番艦「やまぎり」は練習艦から現役に復帰。
後継艦の決まっていない「DD-157 さわぎり」、「DD-158 うみぎり」は改修が予定されています。




by 「虚空に踊らん」 転載可、ご自由にどうぞ。

中国人民解放軍海軍は、中国人民解放軍の海軍。1949年4月23日創立。

兵力約26万人、うち海軍航空部隊約35,000人、沿岸警備隊約26,000人、陸戦隊(海兵隊)約1万人を有する。近代化を進めてはいるが、旧式装備の数の方が多い。



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posted by 虚空に踊らん at 09:11| 中国人の反応